特別養子縁組の詳細

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民法上、養子縁組には2種類の養子縁組が存在します。
ひとつは、民法792条以下に定められている普通養子縁組であり、もうひとつが民法817条の2から817条の11までに定められている特別養子縁組です。

この特別~は普通養子縁組と異なり、家庭裁判所の決定によってのみ、これをすることができます(817条の2)。
また、養親となる者は、配偶者のある者であることが要求されると共に、その年齢も原則として25歳以上と定められるなど、子供の養育についての能力が一定程度認められる者のみが養親となることができます。
これは、普通養子縁組の場合と異なり、特別~の場合は、養子となる者は、それまでの親族関係を終了するという強い効果をもつことによります。
つまりひとたび、特別~が成立すれば、養子となった者はそれまでの親から扶助を受けることはできません。同時に、それまでの親に対する扶助の義務もなくなることになります。

また、このような養子にもたらす影響の大きさにかんがみ、養子となる者についても、その年齢が817条の5によって、原則として6歳未満でなければならないとされています。
物心付くであろう時点で自らを扶助してくれている養親を親と思うことが子の幸せになると考えられているといえます。